プログラムの基本の一つに「条件分岐」があります。
eBATではそれを簡単な方法で利用できます。
早速、条件分岐の代表例である、「はい・いいえ」ダイアログで条件分岐してみます。
条件分岐はC3命令です。
「現イタリアは第2次世界大戦の戦勝国であるか?」と情報・確認(はい/いいえ)ダイアログを表示する。タイトルは「クイズ!」。 コメント:はい・・・[DAT] = 1 いいえ・・・[DAT] = 2 ◆条件分岐...「[DAT] = 1」なら、ラベル:「@Yes」へジャンプする。 コメント:はいなら@Yesへ。 ◆条件分岐...「[DAT] = 2」なら、ラベル:「@No」へジャンプする。 コメント:いいえなら@Noへ ●ラベル:@Yes 「正解!(1943年から連合国側)」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 ◎プログラムを終了する。 ●ラベル:@No 「不正解!(1943年から連合国側)」と注意ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 ◎プログラムを終了する。
はい/いいえダイアログは結果を上のように[DAT]に格納します。
それを条件分岐にかけて、条件が正しければ、指定されたラベルにラベルジャンプします。
これは、フラグや変数と組み合わせることもできます。
数値変数1番に[RND:200]を代入する。 コメント:1番に1~200の乱数を代入。 ◆条件分岐...「[INT:1] < 100」なら、ラベル:「@Over100」へジャンプする。 「1番は100以下。」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 コメント:ジャンプしない=>ここに100以下だった場合の処理が書ける。 ◎プログラムを終了する。 ●ラベル:@Over100 「1番は101以上。」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 ◎プログラムを終了する。
このプログラムは1~200の間で乱数を発生させて、それが100以下かどうかを調べています。 数値の比較には<・>が利用でき、それ以外には、=と≠(等しくない)のみが利用できます。