U2命令は様々なタイプのダイアログを出力します。
ダイアログが出ている間はプログラムは停止します。
・{OK]ボタンダイアログ
「ダイアログメッセージ」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「ダイアログタイトル」。
アイコンを情報から注意に変えることもできます。
・[はい/いいえ]ダイアログ...ダイアログが閉じたあと、[はい]なら[DAT]に1が、いいえなら2が入ります。
「現イタリアは第2次世界大戦の戦勝国であるか?」と情報・確認(はい/いいえ)ダイアログを表示する。タイトルは「クイズ!」。 コメント:はい・・・[DAT] = 1 いいえ・・・[DAT] = 2 ◆条件分岐...「[DAT] = 1」なら、ラベル:「@Yes」へジャンプする。 コメント:はいなら@Yesへ。 ◆条件分岐...「[DAT] = 2」なら、ラベル:「@No」へジャンプする。 コメント:いいえなら@Noへ ●ラベル:@Yes 「正解!(1943年から連合国側)」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 ◎プログラムを終了する。 ●ラベル:@No 「不正解!(1943年から連合国側)」と注意ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。 ◎プログラムを終了する。
アイコンを情報から注意に変えることもできます。
・ファイルを開く、ファイルを保存ダイアログ...結果が[DAT]に入ります。キャンセルの場合は[DAT]は-1になります。
「ファイルを開く」ダイアログを表示する。開く形式は「bmp;*.jpg;*.png;*.gif」で形式の説明は「すべての画像ファイル」。 コメント:画像ファイルを開くダイアログを出して、キャンセル([DAT]=-1)でなければ、 ◆条件分岐...「[DAT] = -1」なら、ラベル:「@exit」へジャンプする。 「MSPaint "[DAT]"」を起動。(ウインドウサイズ等は自動)起動後に処理を続行する。(ファイルが見つからないときはエラーで終了する。) コメント:ペイントで開く(編集する) ●ラベル:@exit ◎プログラムを終了する。 コメント:キャンセルならば、そのまま終了。
これらのダイアログはダイアログメッセージにファイル形式を、タイトルに形式の説明を指定します。
例:
ファイル形式「bmp|jpg|png|*」説明:「ビットマップ|ジェイペグ|ピング|すべてのファイル」
ファイル形式「eBAT」説明:「EasyBATプログラム」
ファイル形式「bmp;*.jpg;*.png;*.gif|*」説明」「全ての画像ファイル|すべてのファイル」
・色選択ダイアログ(簡易/詳細)...ダイアログメッセージとダイアログのタイトルは無視されます。
結果は、RGBとして[SYS_R]、[SYS_G]、[SYS_B]にそれぞれ代入されます。
色の選択ダイアログ(詳細)を表示する。 「選択された色は: R:[SYS_R] G:[SYS_G] B:[SYS_B]」と情報ダイアログを表示する。タイトルは「[TITLE]」。